3大コンセプト

コラルトのキホンは、「どんな人でも存在していること自体に価値がある」そして・・・「(過度に)人と比べることをしない」ことです。

人間は社会的動物である・・・
コミュニケーションを通じていろいろな個性に触れるなかから、自分にとって参考になること(「いいなぁ」と思ったこと)は、まずは「マネをしてみる」。そういうことを繰り返して、周りの人との違いの中から「自分を知る」ことは、モチロン大切です。

芸道における修行の過程を説明するのに「」という言葉が使われることがあります。 「」とは師の教えを忠実に守ること、つまり基本の「人のマネをする」段階です。 「」とは自分で考え工夫すること、つまり自立の段階です。 最後の「」とは独自の新しい世界を確立することです。

自分の世界を確立できてくれば、自然と「自分軸」で動くことができるようになってきて、過度に人と比べることには意味がないことに気が付きます。「人と比べてしまう(ねたみや嫉妬の)気持ち」は自分自身を成長させる原動力にもなるので、その気持ちは否定せずに受け容れて、せっかくなら自分自身の個性(=自分軸)を際立たせる方向で昇華させていきたいものです。

最近では、大谷翔平さんや羽生結弦さん、藤井聡太さんなど、自分の心が喜ぶことだけに集中して「人生を愉しみながら、創意工夫を重ねてリアルに行動している」結果として、周りのみなさんに”ポジティブなエネルギーをおすそ分けしてくれる”ような「自分軸で活躍しているステキな人たち」が注目されるようになってきました。
そういう人達は、周りからは苦行とも思える努力が、もはや努力ではなく「楽しみ」に昇華されているんですよね。

え?努力できない?楽しむことも難しい?・・・それはそれでいいんです。
人は存在しているだけで価値があるんです。・・・できないことはできないこととして受け容れましょう。・・・できないアナタ(≒ワタシ)に寄り添うことで心が喜ぶ人もいるのです。

そして、逆もまたしかり・・・身の回りの大切な誰かの役に立つことで、心が喜ぶこともあるでしょう。それが「おたがいさま」というもの。

コラルトが目指すのは、自分軸で自立&自律して、それぞれが「心が喜ぶベクトル」で動いている人達による、「おたがいさま」のゆるふわなコミュニティ(つけたしのコミュニティ)。
参加する(コンセプトに共感してくれる)みなさんと一緒に試行錯誤しながら、そんなコミュニティを模索&醸成していきたいと思っています。


今後、「お祭り」のようなリアルな季節イベントやオンラインサロンなど、様々な試行錯誤を展開していく予定ですが、「当座の取組み」として、以下の3つのプロジェクトを「見える化」していきたいと思っています。

■プロジェクト1「自分事典」■(自分を知る)

還暦など、人生の節目に各種データ+バイオグラフ(自分史)を振り返ることによって、「自分とは何か?」を棚卸しするプロジェクト。

※各種データ例:健康診断データ、DNAハプロ鑑定、腸内フローラ検査、家系図、性格診断(MBTI、エゴグラム、エニアグラムなど)、各種占い(西洋占星術、四柱推命、紫微斗数など)

「自分軸」を再認識したり、初めて気が付くこともあるかもしれません。
「自分の心が喜ぶことはナニか?」を知る・・・「自分軸」を把握して、自分が楽しいと思えることを実行していくための基本です。


コラルト・タイムス準備第5号でご紹介した「100万分の1プロジェクト」はエントリー企画として、参加される皆さんには是非チャレンジして頂きたいと思っています。

人間なんて状況によって揺らぎやすいものなので、人生の節目ごとにそのときの「自分軸(自分の価値観)」がしっかり目に見える形になっていれば、安心かな?と思うんですよね。・・・ちなみに、認知症や高次脳機能障害を発症した後は、なにかと「自分探しの旅」をしがちですので、そんなときのためのガイドラインにもなるかと思いますよ。

■プロジェクト2「ほぼ3プロジェクト」(ほぼ3親等PJ)■(コミュニティへの貢献と安心)

自分を知ったら、その個性を「おたがいさま」のコミュニティの中で発揮していきましょう。
とはいえ、どんな人達がいるのか不安・・・だったら、安心できる「カタチ」を作っちゃいましょう!・・・そんなプロジェクトです。
コラルト・タイムス準備第8号およびコラルト・タイムス第8号でご紹介したコンセプトです。

NPO法人を活用して「おたがいさま」のカタチを見える化するプロジェクト。

具体的には、参加メンバーが「任意後見+任意代理+身元保証」の契約を、それぞれNPOコラルトを受任者として公正証書として捲く(まく)ものです。

NPOをコアとして、周りにつながっていくことによって、結婚(同性婚)や養子縁組のような1対1の関係とは違う、ほぼ3親等のような新しいカタチのゆるいつながりが期待できます。(法人は人間のように寿命がないため、「継続的なつながり」を維持することが可能です。)

さながら、二丁目のお店(近所の行きつけの居酒屋)の常連さん同士のつながりと例えればわかりやすいでしょうか。
たとえ家族がいても、身近に「おたがいさま」の関係で、さらには法的にも助け合える存在として「つけたしのつながり」を持つことは、とても安心できることだと思います。

コミュニティ内では、自分の心が喜ぶことで周りの人の役にも立てるような仕組みも模索します。
「ありがとう」「よろしくね」(感謝、応援)の気持ちを交換するための、コミュニティ内通貨やポイント、マイル制度なども採用を検討していきます。

※ご参考:ありがとうの輪をつなげる”THANKS MONEY”「アトム通貨」

人と人との関わりから自然と生まれる「ありがとうの気持ち」。アトム通貨は、あなたの「誰かに何かをしてあげたい」、「何かをしてくれた人へ感謝の気持を伝えたい」という思いを応援します。アトム通貨は「未来の子どもたちのために」をテーマに、「環境」「地域」「国際」「教育」の推進を理念に活動しています。

NPOコラルトとして、団体生命保険や団体認知症保険などに加入することも可能でしょう。
「おたがいさま」のコミュニケーションを通じて、新しいカタチの「仕事のしかた」なんかも見つかっちゃうかもしれません。

■プロジェクト3「DIE WITH ZERO」■(楽しみながら経済を回す)

自分を知って、安心を確保出来たら、健康寿命のうちに自分のためにお金を遣い倒すことを考えてみましょう・・・そんなプロジェクトです。(コト消費/イミ消費)

人間である以上、必ず人生をCLOSEする時が来ます。そんなときに”あちら”に持っていけるのは「経験」という財産だけです。

みんなが安心して自分のためにお金を遣い始めれば、経済が回ります。(お金の基本は水と同じで「循環させること」です。)
消費性向によっては「LGBTマーケティング」や「おひとりさまマーケティング」などが顕在化されて、より良いサービスが生まれるかもしれません。

具体的な例として上記の「自分事典」とからめて、還暦祝いなどに、自分史を動画や書籍として編纂してみたり、写真館でプロフェッショナルな写真を撮ってもらったりするのもいいですね。

他にも・・・
おいしいものをおいしいと思えるうちに楽しむ。
行きたいところには行けるうちに行っておく。
会いたい人には会えるうちに会っておく。
やりたいことはできるうちにやっておく。

やりたいことを存分に楽しんで、健康寿命を超えて、平均寿命と健康寿命との差である、日常生活に制限のある「不健康な期間」になって、できないことが増えてきたら、人生のCLOSINGまでは年金や生活保護の範囲でのんびり暮らす・・・そんな、人生をかみしめるための「終(つい)の棲家」も作っていきたいと思っています。

以上のステップを簡単に表現すると以下のようになります。

①自分を知る⇒②コミュニティへ参加する(貢献と安心)⇒③(健康なうちに)人生を謳歌する⇒④(不健康になったら)人生をかみしめる⇒⑤(最後は)仲間で見送る&見送られる

また、発起人のたいこんの基本は「ライブ感覚/肌感覚」ですので、リアルな”バイブス”を大切にしていきたいと思っています。

実際に活動していく中で、日々の気づき(Serendipity/ご縁)を手探り(肌感覚/ライブ感覚)で集めて、コツコツと次世代への種まきを模索中なのです。

ですから、当初は「おたがいさま」がリアルに発動できる範囲で、地域的な活動がメインにならざるを得ないかと思います。

人が集まる以上、何かしらのトラブルが発生することもあるかと思いますが、基本は「硬軟清濁聖俗併せ呑む」・・・「中庸」の概念を大切にしながら、試行錯誤していくなかから”気持ちの良い落としどころ”を見つけていきたいですね。

私たちコラルトの試行錯誤のノウハウは、今後オープンにしていきますので、私たちのやり方を参考にして、共感して頂けるような皆さんが、それぞれ自分達に合うようなNPOを活用したコミュニティを立ち上げていくことも応援していきたいと思っています。

んなNPO同士のつながりが、地域ごとにネットワーク的に拡がっていけば、少しは暮らしやすい世の中の仕組みを「見える化」できて、それぞれの個性に合った「自分軸」の生活スタイルを、享受できるようになっていくのではないでしょうか。
個人がNPOを活用してゆるやかにつながり・・・そんな個人を包摂するNPOがさらにゆるやかにつながる・・・個人ではできないことでも「おたがいさま」の連鎖があれば、パズルのピースを合わせるように、フラクタルな真理が見えてくることもあるでしょう。

以下は発起人である「たいこん」のひとりごとです・・・

余談ですが、発起人のたいこんは「超古代史」と「ロスト・テクノロジー」に興味津々・・・生来ミーハーなこともあって、「温故知新」とばかりに日本古来の伝統と文化を愛でつつ、歴史に学びながら、最新のテクノロジーも活用していきたいと思っています。

AIやロボット、ナノテクに、身近なところではドローンや電動キックボードなんかも?使えますよね!・・・医療や宇宙産業でも参考になる技術がたくさん!
他にもブロックチェーンなどの各種システムや量子力学的な考察、地域社会圏モデルなど・・・「スマート・コミュニティ」実現のために使えそうなものは使い倒していきたいですね。

種々のエコ・ヴィレッジとのゆるやかな連携」も、必然的に展開されることでしょう。

大学院での専攻は金融工学(修論のテーマは「ファミリービジネス」)でしたので、そういう手法もうまくからめていきたいところです。(従来の「Debt based monetary system」⇒コミュニティを通じた「Reliance/Friendship based economic system」へのパラダイム・チェンジなんかも体感できちゃうかも?)
「こんな面白いこと(技術や発明、しくみ、スキルや考え方、価値観など)あるよ~」という方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください♪・・・ワクワクをシェアできれば嬉しいですね!

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